黄色バッチさんに「クリスマス会やる?やらない?やるならどうして?」と少し意地悪な投げかけを12月に入り世の中がイルミネーションで飾られ始めた頃にしてみました。
すると8人の年長さんたちは8人でおでこを突き合わせ話し合いが始まりました。
20分近く話し合い、報告会が始まります。
前の黄色バッチみたいに発表してお父さんお母さんに見せたい!
素敵な歌声をお父さんお母さんに聴かせたい!
クリスマスの唄をお父さんお母さんに教えて一緒に歌いたい!
など、8人の意見は一致しクリスマス会をやろう!と決まりました。
それから大好きな猫が登場するお話を朗読する事にチャレンジし、猫のランをフワフワの布と綿でそれぞれがパーツを分担して作りました。
緑バッチさんたちは日頃から憧れのある黄色バッチさんの繋がりゲームに興味があり、自分たちも黄色バッチさんみたいに仲間と繋がる事をやり、見せてあげたい!と言う思いで、字のない絵本を題材に即興でお話を繋げることにチャレンジしました。
緑バッチさんは赤バッチさんのお見本にもなります。赤バッチさんが好きな山の音楽家の歌に合わせてオリジナル楽器を作り演奏が始まりました。その楽しげな様子を見て赤バッチさんも次々に廃材や自然物を使ったオリジナル楽器が出来上がり、楽しい演奏会が始まりました。赤バッチさんのお気に入りはつどいの木で作ったカスタネットです。
黄色バッチさんのクリスマス会の姿は自分たちで決めた目標を達成する事にみんなの気持ちが一つになり、意気揚々とパワーが溢れていました。
緑バッチさんは、なかなか聞こえやすい声を出す事が難しかったことも自分で調節しそれぞれがベストな声を出せました。
赤バッチさんは、大好きなお家の方と初めての幼児さんのクリスマス会を経験し、少しお兄さんお姉さんぽさの強い空気を体験する事に大きな意味がある!と来年に繋がる楽しさを感じていました。
ティーパーティーでは、給食の先生達の手作り、ドイツでクリスマスに食べるバニラキプフェルを食べながら過ごし、先生達の本気の遊びを真剣に観る子どもたち。
先生たちの本気のあそびは、普段ドミノ遊びに本気で取り組むみんなを見て思いつき
リコーダーでピタゴラスイッチのオープニングテーマ曲を吹き、カホンでリズムをとり、曲に合わせドミノを仕上げる本気のあそび、大成功でした。
誰かの為に自分の出来ることをすると言う気持ちをみんなが持っていたクリスマス会でした。